カジノ

ネタバレにならない程度の『カジノ』の内容です

日本でのカジノ解禁が迫りつつあります。絶大な経済効果が期待される反面、慎重論も声高に語られるようになってきました。よくあるのは、ギャンブル依存症増加を助長する、犯罪が増えるといったものです。世界的にはカジノは極めて自然な大人の娯楽施設として根をおろしているのですが、日本では警戒心を持っている人も少なくありません。それは無理もありません。日本には合法的なカジノ施設がなく、自分の想像の中でしかイメージを抱くことしかでいないからです。確かに、いっときのラスベガスではギャングが支配していて、血で血を洗う抗争事件も頻発していました。そんなニュースが日本に伝えられると、ギャンブル施設と反社会的組織を結び付けて、ネガティブなイメージを持ってしまうのは当然のことかもしれません。

1995年のアメリカ映画に『カジノ』があります。この映画では、マフィアの支配下に収められていた1970年代から80年代のラスベガスでの天才的賭博師の姿を中心に、物語が展開しています。1970年代のラスベガスは、アメリカではただ一つ賭博が許されていた町でした。ただし、その当時はギャングに支配されていたのも事実です。ラスベガス最大の施設を運営しているギャンブラーがこの映画の主役として活躍しています。彼は、以前にシカゴで違法ギャンブルをしていたのですが、警察に追われて、賭博が認められているラスベガスへとたどり着きました。そこから人生が大きく変わりました。天才ギャンブラーとしての名前をほしいままにしたのです。そんな彼にギャングが注目しないはずがありません。そして、奇想天外のストーリーが展開していくのです。ネタバレになってはいけませんので、ここでとめておきます。

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この映画を見た人は、ラスベガスに対してギャングが跳梁する地域だとの印象を深めたに違いありません。しかし、実際には、現在のラスベガスは非常に治安のいい街として定評があります。ギャングの取り締まりには警察のみならず、社会全体が積極的に対処してきたからです。町のそこかしこに警察官がいてパトロールをしているのは、日常的な光景です。もちろん、カジノ施設の中でも、多くの防犯カメラや警備員の常駐によって、安全を確かなものとしています。ネタバレ寸前の映画で見られた場面は1970年代のものであって、いまのラスベガスの姿ではありません。セキュリティの高い施設として、多くの紳士淑女がゲームを楽しんでいます。ラスベガスばかりではなく、マカオでも安全性が高まったという経緯は非常によく似ています。

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