マンションから安定して家賃収入を得られる可能性を高めるために

賃貸マンションを購入して、そこから安定して家賃収入を得るという方法は、以前からおこなわれており、うまくいっているケースが多く見られました。これまではずっと住宅不足が続いていて、賃貸マンションの需要は高く、需要が供給数を上回っている状態が長かったですから、成功例も多かったようです。
ところが現在は、賃貸住宅の事情が一変しています。戦後初めてわが国の人口が減少に転じたことで、賃貸住宅も余るようになってきています。人口が減り始めても、単身で暮らす人は増えていますから、賃貸住宅の需要が人口と同じスピードで減っているわけではないのですが、賃貸住宅の新築が続いていて、物件が次々と供給され続けていることから、賃貸物件余りも目立つようになってきています。

今後、賃貸用マンションから安定して家賃収入を得、利益を上げていくことは、以前に比べて相当難しくなっていくと予想されます。賃貸物件の供給数が需要を上回っていると指摘されている現在では、まず空き室リスクを考えなくてはなりません。これまでは連帯保証人を立てられない借り手は断っていればよかったわけですが、空き室が続いたらそういうわけにはいかなくなります。幸い、家賃保証会社が登場し、連帯保証人を立てられない入居者には、家賃保証会社の利用を求めることで、家賃滞納時のリスクを軽減することができるようになっています。
この記事も参考にしてください。
こんなはずじゃなかった・・・不動産の売却で後悔する人5つの特徴

連帯保証人不要の物件は人気がありますが、そうした物件が増えてきているため、家主にはさらなる工夫が求められています。入居者獲得のための競争とも言える状況も生まれていて、礼金や契約更新料を無料とするところも増えています。礼金をゼロにすることで、入居者は獲得しやすくなりますが、契約更新料をとらないところが増えてくると、その後そちらへ引っ越してしまう可能性もあるため、契約更新料についても考えていく必要があるでしょう。

安定した家賃収入を得るための最善の策は、何よりも、好立地の物件を購入することです。何を持って好立地とするかは、時代によっても変わりますが、現在高い家賃でも空き室の少ない場所は、都市部の駅のそばとなっています。こうした場所の物件を購入し、賃貸すれば、安定した家賃収入を得られる可能性がかなり高くなります。世帯向けには、学校や病院のそばも人気がありますが、今後は車を持たない世帯も増えてくることが予想されますので、車がなくても困らない地域が好まれるでしょう。バスを利用する場所は、あまり人気が高くありません。やはり、駅から徒歩圏内であることが大事でしょう。